2010/06/27

単語暗記ツール

長期記憶が必要なタームを覚えるために助けてくれるいくつかのSRSツールがある。
まず、Ankiというツールだが、日本語を学ぶために外国人によって作られた経緯があるようで、日本語の教材が多い。後述のSmart.fmのコースもインポートできる。デスクトップ(Windows, Mac, Linux)アプリとしては最高。 iPhoneアプリも最近出て、これもいいらしい。
次ぎ、Smart.fmというウェブサービスは、日本人が英語を覚えるために造られたようだ。 英語、日本語、ベトナム語をはじめ様々な学習コースがある。
RTK(Reviewing the Kanji)は外国人が漢字を覚えるために作られた方法だ。
Mnemosyne  Ankiに近い感じだが、よりシンプルだ。個人的にはAnkiがいい。
上記のツール等は、どれもSRS Spaced Repetition Softwareの考え方を元にしているようだ。要は、効率よく復習すれば、少ない学習時間で沢山の概念をよく覚えられるようにするという考えだ。

どのツールやサービスを使うかは自分の好みで選ぼう。これらのデジタルツールによる学習には、伝統的な手書きによる学習を混ぜ込もう。ツールは、単語の記録や、復習期日の算出には効率よく使えるが、デジタルデバイスではやはり手書きによる学習効果は得られない。デジタルとアナログを混ぜたり使い分けたりすることによって、学習効果が上がると思う。危険なのは、どちらかに偏執してしまうことだ。

No comments:

Post a Comment